2022.3.8(火)
今日の小学校低学年のクラスでは
ピボット
の練習をしました。
ピボットとは、片足の位置を固定して
もう片方の足だけを前後左右に動かして
体の向きや姿勢を変えることを言います。
パスをする時や
ドリブルが終わってしまって
これ以上ドリブルができない!
といった時などに
ボールを守るための
とても重要なスキルです。
ピボットをすることによって
ボールを奪いに来る敵から
ボールを守ることができるのですが
初心者や幼児などのお友だちは
ピボットという動きを
知らなかったり
習慣化されていないので
両足を地面にくっつけたまま
なんとか体をひねって
ボールを守ろうとしたり
パスをしたりします。
それはとても難しいのでは・・・(^-^;
なので、片足を動かしながら
ボールを守ることを練習します。
動かせる足を好きなところに着くのではなく
時計に例えて
足をつく位置の目安を伝えます。
敵は12時にいるとします。
動かせる足が右足だとしたら
まず1歩目に狙うのは
2時の位置。
次に狙う2歩目は10時の位置。
敵の圧が強くて
3時や9時になってしまうかもしれませんが
敵の圧に負けず
攻撃的でいてほしいので
2時や10時の位置を狙えるように
したいところです。
そしてその2か所ばかりだと
ピンチを脱することができないので
もう1か所、3歩目に狙うのは
6時の位置です。
敵は12時にいるので
6時は敵から一番遠い位置になります。
敵から一番遠いところへボールを移動させて
ボールを守ることを覚えると
強い敵が来ても
慌てずにボールを守ることが
出来ると思います。
その時に敵が追いかけてこなければ
安全にパスができるし
敵が追いかけてきたならば
くるっと回って
元の2時や10時の位置に戻れば
敵をかわしてパスができます。
このような練習をして
敵にプレシャーをかけられても
慌てずにボールをキープすることが出来る
ということを知ると
少し敵が怖くなくなって
試合が楽しめるようになるのでは?
と思います。
ただ、知っただけでは
なかなか試合中にピボットが
出来ないので
ピボットが習慣化するように
たくさん練習して
たくさん声を掛けていこうと
思っています!
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