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出張指導先インタビュー

こんにちは!

本日本日の更新は、新企画「出張指導先インタビュー」です✨

この企画は、長年バスケットボールの家庭教師がお世話になっている出張指導先の方に当時の様子や練習の様子などをインタビューする企画となっています😃

記念すべき第一回目にインタビューを受けてくださったのは、野口信二(のぐち しんじ)さんです!

野口さんは月曜日に東村山で行われている「トトロキッズ」という教室の代表をされています。野口さんの娘さんもトトロキッズに参加していました😁トトロキッズは、主に鈴木コーチが担当している指導先です。開催されてから今年で12年を迎えます🏀

トトロキッズ・野口さんインタビュー

トトロキッズはじまりのきっかけ

実は、トトロキッズのはじまりは「ネガティブな」理由がきっかけとしてありました。このネガティブな理由とは、あるミニバスチームのコーチ不信です。「今教えてもらっているコーチではなくて別のコーチの方がいいんじゃないか」「子どもたちの成長のためにより適した指導者が必ずどこかにいるはずだ」と考えた親御さん達が探し始めたことからトトロキッズがスタートします。

インターネットで探したところ、バスケットボールの家庭教師のホームページが目に留まり一度お願いしてみることにしました。この時にはまだ具体的な予定は一切決まっておらず、定期的に来てもらおうとは考えていませんでした。しかし、一度良和さんにお願いしてみたところ子ども達がハマってしまい、今後も継続してお願いすることにしました。

なぜトトロキッズ?

トトロキッズという名前は、参加している子ども達が考えました。たまたま練習している体育館のそばにトトロの森というものがあった事と、当時トトロが流行っていて子ども達がみんなトトロに非常に馴染みがあったので「トトロキッズ」という名前にしようと考えました。

(LINE公式スタンプ・となりのトトロhttps://store.line.me/stickershop/product/6273/ja)

トトロキッズ当初の様子

僕が最初に思ったことは、トトロキッズの動機が不純であったことへの不安です。ある人を否定したところから始まった集まりだったので、このままだと続かないのではないかと感じました。トトロキッズに集まる理由はネガティブなものではなく、子ども達が主体となって「バスケットボールをしたいから」集まるべきだと考えました。「行きたい」や「行きたくない」を子ども達が選択できる環境を作る方が、楽しく上手くなっていくと思うからです。

そのため、当初は子ども達がトトロキッズに来て「バスケットボールは楽しい!」「また参加したい!」と心から思ってもらえるような空間づくりに力を入れました。今でも僕は「練習に来てくれている子ども達みんなの父親」「みんなを楽しませる空間作るサポート役」という立場で練習に参加しており、子ども達からは「チチ」という愛称で呼ばれています👨

日本一楽しいバスケットを! 〜トトロならではの練習方法〜

僕が目標に掲げたのは、「トトロキッズは日本一楽しいバスケットをやる」という事です。

子ども達が頑張らなくては日本一楽しくはなりません。大人がどれだけ頑張っても達成することは難しいです。僕は、楽しいとは一生懸命やることだと思います。この一生懸命さを伝えるために鈴木コーチと一緒に沢山の方法を考えました。

現在も実践していることの一つとして、「練習メニューが当日まで決まらない」という事柄があります。毎回、当日集まった子ども達に合わせて担当する指導者がメニューを決めています。当日に子ども達の様子をみて、練習メニューを決めているのです。なので、トトロキッズを担当してくれる新人コーチは毎回戸惑っていますね(笑)

また、トトロキッズは決して強制しません。僕たち大人が考えた環境に子ども達を連れてくることは簡単ですが、トトロキッズは子ども達が「自発的に行きたい」と思えるような空間にしたいと思っています。同様に、練習に対しても子ども達の「自主性」を大切にしています。そのため、開始時間になっても集合の笛を使わず、子ども達がその気になるまで練習は始めないようにしています。

トトロキッズ現在の様子

トトキッズは月に2回ほど行われていますが、チームではないので登録などはありません。

また、基本的には子ども達の募集もしていません。一応ホームページがあるのですが、初めて参加する子達が問い合わせる用として作っています。ホームページには練習の詳細は極力載せておらず、練習日や場所は口コミで広がっています。それでも毎回、15人ほどの子ども達が参加しています。

トトロキッズは参加したいときにいつでも参加できるし、参加したくないときには来なくても良いシステムです。これも、子ども達自主性を大切にしたいという思いと、保護者の強制力が働かないための工夫です。そのため、トトロキッズには毎回、バスケがしたいという子ども達が自主的に参加してくれています😄🏀

当時と今の違い

一番大きな変化は、子ども達の考え方です。初期はマイナスの考えをもった子ども達が多かったのですが、今はそのような考え方をする子ども達が大きく減りました。トトロキッズのはじまりがネガティブな理由であった事もあり、当初は「バスケットボールがやりたくない」と悩む子どもが多かったのですが、現在は子ども達が自発的に練習したいと来てくれています。

このような変化を実感して、僕たちが掲げた「日本一楽しいバスケットをする」という目標に、12年の歳月を経てどんどん近づいているなあと感じています。

より良い環境を目指すために

体育館が欲しいですね(笑)場所が欲しいです。練習できる環境が今は極めて少ないなと思います。バスケットボールの場合、どうしても練習する環境が必要になるので、やりたい子ども達、一生懸命頑張る子ども達がいても練習環境がなくてはバスケットの練習をすることはできません。体育館を作ることなんて、夢物語ですが、やはり子ども達のことを考えると練習する場をもっと増やしてあげたいです。

トトロキッズは12年にわたり、僕と鈴木コーチで協力して子ども達の成長を促すような多くの取り組みをしてきました。鈴木コーチは僕が考えていることを一生懸命理解しようとしてくれています。子ども達に向き合う姿勢、練習メニューについて・・特に練習内容については、鈴木コーチが持ち合わせている何千ものドリルの中から、子ども達にあった練習を選んでくれています。その「選択する力」がこの練習会の発展を大きく支えていると思います。毎回きてくれている新人コーチには無理難題を押し付けてしまっていますが、これからもコーチのみなさんにもトトロキッズを楽しんで欲しいです。

これからも、少しでも長くトトロキッズを続けることでより多くの子ども達にバスケットボールを通じて多くのことを伝えたいです。そして、教え子達も大人になっていくので次に伝えていってくれればいいなと思っています😁✨

野口さん、ありがとうございました!

トロキッズの公式ホームページは、こちらよりご覧ください!

公式HP→ http://totorokids.web.fc2.com/

それでは、次回の更新もどうぞお楽しみに🐶

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