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2010 秋

こんにちは!

今回の記事は、ジュニア版のユーロ・バスケットボール・アカデミー・リーグ(EURO BBA LEAGUE・通称EURO LEAGUE)について特集します。

2010年の秋に、EURO LEAGUEが発足しました❗️

このリーグは、ヨーロッパスタイルのバスケットボールリーグで、クラブチームが参戦できるジュニアのリーグ戦形式の試合です。部活チームもクラブチームとして参戦できます。

子ども達の試合の機会だけでなく、指導者の方の経験も増やすことができる場として、夏と冬のシーズンに試合を開催しています⛹️💨

【なぜリーグ戦? - 試合の機会を増やしたい!】

育成期にいる子ども達にとって、試合の機会はとても大切です。試合を通じて、今まで取り組んできた練習内容を発揮することができるだけでなく、試合の分析を経て個人やチームの課題を明確にし、改善することができます。

日本においては、バスケットボールの試合環境がトーナメント方式を取ることが多いです。そのため、一度試合に負けてしまうと、勝っていくチームに比べて試合の回が大幅に減ってしまいます。一方リーグ戦という環境は、育成年代というまだ未完成の選手たちにとって試合の機会を増やし、チーム課題を明確にしていくためには理想的な環境であると言えます!

さらに、バスケットボールにおいて良い判断力を身につけるのに、経験は良い題材となります。失敗は経験として蓄積され、また、それらの経験は成功するための重要な土台といえるのです。リーグ戦によって数多くの試合をこなすことで、多くの失敗から学び、選手が成長できる機会をつくっていきたいと考えています💭

当初のユーロ・リーグの様子

【なぜヨーロッパ?】

日本とヨーロッパの育成環境で最も大きく違うのは「経験の質と量」です。

日本とヨーロッパでは育成年代の子ども達がスポーツをする環境が大きく異なります。日本においては、小学生はミニバスで、そのあとは中学、高校、大学と学校の部活動に所属してプレーするのがベーシックといえます。ほとんどのチームにおいては上級生が試合に出ることが多く、幼い頃からバスケットボールをはじめてもチームの主力となって活躍できるのはほんの僅かな時間です。

それに対し、ヨーロッパでは年代に分けたチーム作りをしているため、その子どもがどの年代に属していてもレギュラーで活躍する機会があります。ここに、経験の質と量を左右する要素があるといえます。

加えて、先ほども述べた通り、育成年代のバスケットボール環境において、日本ではトーナメント方式をとっていることが多いです。対してヨーロッパではリーグ戦形式をより多くとる傾向にあり、これは子ども達の試合経験を増やすことができ、また若い指導者、審判にとっても成長の機会を与えることができます。

ヨローッパスタイルのシステム・環境作りはそう簡単にいくものではありません。しかしながら、このような試合方式を普及し、子ども達の成長のために少しでも良い環境づくりをすることを目標に、ヨーロッパスタイルのリーグ戦が誕生しました。😁

【EURO LEAGUE 新章スタート!】

2017年シーズンより、EURO LEAGUEは第二章に突入しました❗️

今まで、日本にリーグ戦という試合形態を普及することを目標に始まったEURO LEAGUEですが、徐々に日本にもリーグ戦文化が浸透し、各都道府県でもリーグ戦が組織され始めています。そのため、今シーズンからリーグの「理念」をより明確にし、運営していきます。

ERUTLUCの3つのミッションのうち、第二のミッションは

「チームスポーツだからこそできることで教育に貢献する」です。

このリーグの理念は、「教育」です。

EURO LEAGUEには、バスケットボールを通じて子どもたちの教育に意識的に取り組んでいるチームが参戦しています。ジュニア期のスポーツ現場では、教育的な側面を無視することはできません。何故なら、子ども達の成長の過程で大人の言動は子ども達に大きな影響を及ぼすからです。

ERUTLUCの理念を体現するためにも、クラブチームという文化がこれからの日本のスポーツに大きな影響を果たすためにも、このリーグ戦を通じて、そしてバスケットボールを通じて、技術だけでなく子ども達の教育に貢献したいと考えています。

リーグに参加希望のチームの方は、

✉️ euro_bba_league@basketballtutor.com

までお問い合わせください💭

それでは、次回の更新もどうぞお楽しみに!

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