2005 夏

こんにちは！

本日の更新は2005年の夏がテーマです。

昨年のキャンプから一年が経ち、一体どのように進化を遂げたのでしょうか。

それでは、早速サマーキャンプ2005を振り返りたいと思います（＾＾）

〜 SUMMER CAMP 2005が開催されました！〜

〈当時の様子〉

2005年８月10日〜12日に、東京都江東区で第２回サマーキャンプが開催されました。

学校１年生から高校１年生まで、合わせて90名の子ども達が参加してくれました！

キャンプとは？　→　ここをクリック！

下のスケジュールは、現在のキャンプスケジュール（左）と、当時のキャンプスケジュール（右）です。

当時は小学校低学年、高学年、中学生がそれぞれ男女分かれており、全部で６カテゴリーに分かれて練習していました。

現在では、小学校高学年と中学生の男女に分かれ、合計４カテゴリーで練習しています。

小学校低学年は、加賀屋圭子コーチ率いるキッズキャンプの対象になっています（＾＾）

〈キャンプの様子〉

オープニングの様子

まずは、オープニングの様子です！

オープニングでは、各カテゴリーの担当コーチの発表、デモンストレーターの紹介などが行われました（＾＾）

上手な選手のプレーをお手本にしてもらうために、当時早稲田大学で選手として活躍していた方がデモンストレーターとして参加してくれました。今年度のキャンプにも、選手コーチがお手伝いに来てくれるかも・・・？どうぞお楽しみに！

水野コーチ、関谷コーチが着ているＴシャツは、キャンプの受付にて参加者全員に配られました。また、全体ではゲーム大会の他にハンドリング大会が開催されました。

〈救命講習会がスタートしました！〉

2005年のキャンプより新たに開始された企画に、救命講習会があります。

救命講習会は以前インタビューに答えて下さった飛鋪恵里さんのお父様である、飛鋪宏典さんのお話がきっかけとなり始まりました。飛鋪さんより、救命講習会の始まりのきっかけをお話し頂きました（＾＾）

飛鋪宏典さん（飛鋪恵里さんのお父様）

飛鋪さんは当時、現役の救急隊員として活躍されていました。

飛鋪さんがミニバスの審判として参加していた大会の際、審判の方が倒れ心肺停止に陥ってしまいましたが、現場に居合わせた飛鋪さんが他の審判員の方と協力して心肺蘇生法を実施したことにより、倒れた審判員の方は一命を取り留め、完全な社会復帰をされたそうです。この事をきっかけに、スポーツ現場におけるリスクマネジメントの重要性を強く感じ、鈴木コーチにお話をして下さいました。

スポーツ現場において、正しい救命の知識と技術を持っていることは非常に大切な事柄です。コーチ達は、コートに立つ間子どもたちの安全を一番に考え、ベストを尽くすことが優先されます。その際にコーチ達が子どもが倒れたときに何もできないことがないように、正しい救命の知識と技術を身に付けていなければなりません。また、コーチや現場の人間だけでなく、子どもたち自身もバイスタンダー（倒れた人のすぐ近くにいる）として正しい救命の知識と技術を身につけておくことが子どもたちの将来にとって重要であると考え、救命救急の普及が始まりました。

ｻﾏｰｷｬﾝﾌﾟ 2005救命講習会の様子

救命救急の普及の開始の場となったのが、2005年に行われたサマーキャンプです。

2005年のサマーキャンプは、飛鋪さんと、お手伝いに駆けつけて下さった救急隊員の方が中心となって行われました。子どもたちにも分かりやすいように寸劇形式で、実際の救急現場の様子を演出して下さいました。以後、「ＹｏｕＣａｎＤｏＩｔ！（あなたにもできる！）」として、例年夏のサマーキャンプの恒例イベントとなっています。

この講習会を受講した子供たちが成長し、社会人となった後、実際の現場に遭遇し、救命したという嬉しい事例もありました。バスケットボールが、日本で一番安全なスポーツ競技となるよう、これからも普及活動を継続していきたいと思います。