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2006 冬

皆さん、こんにちは!

長らくお待たせしました。

本日更新のブログは、「2006冬」がテーマとなっています。

2006年には、新たに「ドリームワークショップ」が開催されました。

今回は、この「ドリームワークショップ」の様子をお届けします!

ついに、記念ページも残り半年となりました。

残りの期間も、どうぞよろしくお願い致します(^^)

【 DREAM WORKSHOP 】

毎月、バスケットボールの家庭教師では子どもの指導研究会を開催しています。

子どもの指導研究会とは、バスケットボールの家庭教師の上級コーチによって行われる勉強会です。社内における指導の一貫性を図るため、全指導員の参加を義務付けています。

( 子どもの指導研究会とは? → 詳しくはここをクリック! )

ドリームワークショップでは、普段の研究会とは異なり外部の講師をお呼びする形で行われました。上級ランクコーチだけでなく若手のコーチ達もが、トップの指導者の方々や世界で活躍された選手の方々にバスケットボールや育成年代のコーチングについて学ぶ機会を作ることが目的です。

また、この際に開催されたドリームワークショップは、現在のジュニアバスケットボールサミットの大枠を担っています(^^)年に一度開催されているサミットは、毎年多くのコーチをお呼びして選手達に練習の機会を与えています。同時に、多くの指導者の方々からERUTLUCコーチが勉強する場にもなっています。

2006年に、講師として参加して下さった方々を紹介します(^^)

辻秀一様(「スラムダンク勝利学」・著者)

スポーツは社会において「文化」として大きな価値を持ち、人々はスポーツから「元気・感動・仲間・成長」を得る事はなぜなのか、を教えていただきました。そして、選手はどのように人々に元気や感動を与え、自身が成長する事ができるのかを学ぶ事ができました。また、人の心の普遍原則をCOACH力としてまとめていただきました。こちらは、辻さん著書の「スラムダンク勝利学」にも書かれている事柄です。指導者が子ども達に何を伝える事ができるのかを考える事ができる、貴重なお話を伺う事ができました。

佐々木三男様(慶應義塾大学男子バスケ部HC)

子どものバスケットボールにおいて重要なのは、①環境(家族・コーチ・仲間など)②スキル(ハンドリング・ボディバランスなど)だということ、そしてそのためにコーチは子どもたちに何を伝えなければいけないのかをお話ししていただきました。また、佐々木さんご自身が女子の指導、男子の指導、両方で大学チャンピオンを経験されたことを元に、男子や女子、競技力の高い選手など対象が変化した際にどのような指導が求められるのかを教えていただきました。

遠香周平様(東京成徳中学校女子バスケ部HC)

遠香さんは当時強豪・東京成徳中で教師をされていましたが、(現在は高校の方で指導されています。)赴任当時のバスケ部は校庭のリングでしか練習できず、同好会から人数を集めて部活動にしたそうです。成立当初の試合から、全国に出場する中学ができるまでの歴史を教えていただきました。中学生の女子を指導する上で、心・技・体をどのように伸ばしていくかを非常に努力されたそうです。遠香さんの指導理念や強豪チームを作る上で苦労された事など、貴重なお話を伺う事ができました。

ロバート・ピアス様(元男子日本代表AC)

ロバートさんは、NBA・クリーヴランドキャバリアーズの東アジア担当のスカウトマンの経験を踏まえて、その仕事内容や多くの選手を見る中で日本の選手が世界で戦うために求められている事などをお話しいただきました。日本の選手の目標の持ちようについても、お話しいただきました。日本の選手は「チームのスタメンになる」などの小さな目標を掲げて練習しているのに対して、海外の選手は「NBAで活躍する」などの大きな目標を持って練習に励んでいるとの事です。日本の選手と世界のトップで活躍している選手達との違いや近くためにはどのようなアプローチが必要なのか、など貴重なお話を伺う事ができました。

原田裕花様(元女子日本代表)

原田さんは現在のJXサンフラワーズ(当時のジャパンエナジー)に所属されていました。現役当時は日本代表でもプレーされ、キャプテンも務められるほど大変活躍されていました。原田さんが選手として活躍した経験談をお話ししていただきました。大きな怪我を経験し、悔しい思いの中でも努力する姿勢や、挑戦することの大切さなど多くのことを学ぶ事ができました。実際に大きな舞台で活躍された原田さんから貴重なお話を伺う事ができました。

日高哲朗様(千葉大学男子バスケ部監督)

日高先生は、鈴木コーチや関谷コーチの恩師にあたる方です。「スポーツ空間」とは何なのか、そしてそれを指導者はどのように生み出していくかをお話しいただきました。スポーツの場は、選手が自由に感情を表現することのできる場です。しかし、度を超えた感情表現はコントロールしなくてはならないという事です。そのため、子ども達にとっては非常に重要な場であるといえます。子ども達が「楽しさ」を持ってスポーツに取り組むための楽しさの要因であるなど、貴重なお話を伺う事ができました。

萩原美樹子様(元女子日本代表)

萩原さんご自身の選手としての経験を踏まえながら、育成年代に必要な環境づくりやコーチングについてお話を伺いました。萩原さんは子どもの頃、どちらかといえば運動が好きではなかったそうです。子どもの頃から選手を目指して、バスケットの練習だけをしてこなかった事で、ご自身の今に活きているそうです。プレーヤーとして活躍されてきた萩原さんの感じた素晴らしいコーチングについて、そして大事な局面における気持ちの大切さなど、多くの貴重なお話を伺う事ができました。

平岡富士貴様(新潟アルビレックスAC)

平岡さんは、鈴木コーチの小学校の先輩にあたる方です。全国レベルの選手になるために平岡さんが努力されていたことや、育成時代にこうしていれば良かったと感じたことなど、現役選手としての経験、そしてトップリーグでの指導経験を踏まえ、お話しいただきました。実際に選手・コーチ共に活躍されている方からメンタリティやスキルなど多くのことを学ぶ事ができ、貴重なお話を伺う事ができました。

池内泰明様 (拓殖大学男子バスケ部HC)

池内さんは18~24歳の「学生スポーツ」の競技力強化に努めておられます。現役時代の数多くの経験と、日本のトップを指導した経験の元、日本の学生たちに求められている事柄についてお話を伺いました。日本人は大きさでは海外選手に劣りますが、そうでない事柄を強みとして対抗していくには何が必要なのか、そしてそのために育成年代のうちには何が重要なのかなど技術論と合わせて貴重なお話を伺う事ができました。

バスケットボールの家庭教師が15年を迎えても多くの場で活動できているのは、このように多くの指導者の方のご協力があってこそです。これからも引き続き、学びを大切に活動の質をより向上させていく事ができればと思います。

今後も引き続き、バスケットボールの家庭教師をよろしくお願い致します!

次回の更新は、ついに2007年に突入します。

会社設立の経緯を鈴木コーチにインタビューさせていただきます!

来週の更新もどうぞお楽しみに(^^)

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